【管理人コラム】七十二候 第五十九候:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)~神無月・小雪・次候~

こんにちは、はぴらきです。

今朝も起きたら空気がピリリとと肌に冷たく感じました。

もうすぐ12月。

街のあちこちで、クリスマスの電飾が見られるようになってきました。

世の中は暮れに向かってまっしぐらですね。

さて、七十二候は「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」(11/27~12/1頃)に変わりました。

朔風の「朔」は、陰暦の月の第一日で新月や「はじめ」を意味する言葉でも使われますが、方角的には北を示します。

つまり、朔風は北の風で木枯らしを意味します。

冷たい木枯らしが、木の葉を散らす時期になったということですね。

ところで何気に使う「木枯らし」という言葉自体に情緒を感じるのは私だけでしょうか。

気象上の言葉の定義としては、ひとつの記号として使われるようです。

木枯らし(こがらし)とは、日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の気圧配置になったことを示す現象である。凩とも表記する。

引用元:ウィキペディア

地面に広がる落ち葉や葉を落とした木立はいかにも「冬が来た」といった風情です。

日本には、「吹き寄せ」という言葉がありますが、色や形さまざまな落ち葉が入り混じった様子は本当に美しいですね。

そして日本人は、こうした落ち葉にも色の名前をつけていました。

秋の落ち葉の色を表す平安時代からの「朽葉色(くちばいろ)」は優雅な伝統色名。赤みがかったくすんだ黄色です。

落ち葉の微妙な色調に、それぞれ「赤朽葉」「黄朽葉」「青朽葉」などと呼び分けていたそうです。

襲色目(かさねいろめ)という手法があります。これは十二単(じゅうにひとえ)のような色を襲る(かさねる)色彩美です。

日本人の感性は、微妙な違いの繊細さを色の世界にも感じていたのですね。

それにしても、自然はいつでも完全。

色々な色が織り交ざりあっても、調和をしていて美しいです。

冬景色は、木々も葉を落として草木も枯れ寂しげです。

落ちた葉は土の中で肥料となって、春には巡り巡って植物たちの栄養になります。

そして冬の間は、虫や微生物の暖かい寝床として、彼らを養っていきます。

季節はめぐり、目につかないところで次の季節の準備がはじまっているのですね。

戸外はますます冷えてきます。

どうぞ、暖かくしてお過ごしください。

「木枯らしのダイアリー」「木枯しに抱かれて」など、懐かしくも心にしみる音楽を暖かい部屋で聞きたくなりました。

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